【ノンシリコンシャンプー】という表現について…
あくまでも個人的見解です。
ここ数年、CM等でもいわゆる
【ノンシリコンシャンプー】
という名のシャンプーが乱立している様な気がしているのは私だけでしょうか?
いかにもこの
【シリコン】
という物を悪者扱いしての経営戦略的な感じがしてあまりこの表現はいかがな物かな?
なんて気がします…
そもそもこのシリコンとは?
解らない方も多いのではないでしょうか?
簡単にお答えすると
シリコン=コーティング剤
です。人工的に髪に皮膜というものでコーティングをしているのです。(整形等で使用するシリコンとは別物)
このシリコンを配合する事により手触りを良くします。
では、シリコンって良い物では?
って思いますよね!
ここでも個人的見解なんですが(あくまでも…)
髪のダメージに合わせてであればOKであると私は思います(もちろん、VISIONで販売している商品限定ですが)
10数年前の低価格のシャンプーにはこのシリコンが多く配合されていました。
洗浄力の強い基剤で洗い大量のシリコンでコーティングする。
この結果何が起こるかと言うと…
パーマがかからない、カラーが入らない。
という結果になります。
話を戻します。
じゃあノンシリコンシャンプーだったらパーマがかかるしカラーも入るのでは?
と思いますよね…
ではノンシリコンシャンプーは聞いた事があると思いますが
【ノンシリコントリートメント】
って聞いた事ありますか?
無いですよね。
僕も無いです。
ノンシリコンシャンプーを売りにしてトリートメントにはシリコンいっぱいなんてのは良くある話です。
成分的な話になるとややこしくなると思うのでしませんが…
結論的には僕らは
【ヘアドクター】
です。
パーマやカラーをしているお客様にこのいわゆるノンシリコンシャンプーは勧めません!
高熱を出している患者さんに対して熱冷ましの薬を出さない様なものだと考えています。
髪のダメージがひどい
脂性で悩んでいる(臭いがする)
フケが出る
脱毛する
等、お客様(患者さん)
に合わせたシャンプーをオススメ(処方)
する使命があると思います。
もちろんお客様がどんな髪質(仕上がり)を求めているのか?
もよくカウンセリングしての上でですが…
長文になってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございましたm(__)m